ワイパーブレードの1年ごとの交換は必要ない
ワイパーブレードの交換目安として1年もしくは2年が推奨されていますが、結論から言うと定期的な交換の必要はありません。
ワイパーブレードには丈夫な金属や樹脂が使われており、そう簡単に劣化するような素材ではないからです。
また、明らかにワイパーブレードが変形しているのであればすぐに交換が必要ですが、意図的に力を加えない限りそうはなりません。
大手メーカーが1年もしくは2年ごとの交換が推奨するのは安全マージンを取っているからです。ワイパーの性能を常に100パーセントの状態に保つのであれば定期的な交換は必要です。
しかしワイパーブレードは1年使ったとしてもほとんど性能の劣化はありません。強いて言えば、わずかな歪みが出る程度なので100が99になるくらいのレベルです。
ワイパーゴムが定期的な交換が必要なのに対して、半永久的に使えるワイパーブレードの定期交換は必要ないのです。
どんな時にワイパーブレードの交換が必要?
1 ワイパーブレードが変形しているとき
ワイパーゴムを交換しても吹き残しや異音がするときはワイパーブレードが劣化して変形している可能性が高いです。
2 ワイパーブレードが錆びているとき
ワイパーブレード表面の錆が内部まで侵食すると急激に劣化します。
何よりも見た目がよくないのですぐに交換しましょう。
ワイパーブレード交換をオススメする3つのパターン
半永久的に使えて交換がほぼ必要ないワイパーブレードですが、以下の3パターンの場合は交換をオススメします。
1 ワイパーブレードの見た目が悪くなったとき
新車の時はピカピカだったワイパーブレードも2~3年経つと白化して見た目がかなり悪くなります。
太陽の紫外線をまともに浴びたり、急激な温度の変化を受けたりと、ワイパーはかなり過酷な環境の場所に設置されています。
性能的にはまったく問題ありませんが、ちょっとみすぼらしくて気になるという方も多いと思います。
そこで、ワイパーブレードを交換することによってお手軽に外見をリフレッシュすることができます。
2 ワイパーゴムを交換するとき
実はワイパーゴムとワイパーブレードの価格差はそこまで大きくないです。
ワイパーゴムを変えるときにはワイパーブレードごとの交換も検討してみてください。
ワイパーゴムだけの交換に比べて、ワイパーブレードごとだとすごく簡単に交換できるのも大きなメリットです。
3 ワイパーの性能を上げたいとき
交換タイプのワイパーには撥水機能があったり、見た目もスタイリッシュになったりと様々な付加価値が付いています。
それでいて純正のワイパーと値段は変わらないため、せっかく変えるのなら高機能な交換タイプのワイパーブレードにしてみましょう。