ワイパーの寿命を判断する5つのポイント【交換時期は?】

ワイパーの交換時期を知らせるサイン

1 ワイパーを動かすと音がする。

ワイパーから異音がすることを「ビビリ音」と言います。

ビビリ音の原因はワイパーゴムの劣化です。ワイパーゴムが正常の状態であればフロントガラスに均一に密着しますが、ワイパーゴムが劣化することによって偏りが生じて異音が発生します。

ワイパーを動かしたときに「ガガガ」という引っかかるような音がしたら交換のサインです。

2 ワイパーのふき取りが悪い。

ワイパーでフロントガラスをふき取っても、水分がにじんだり、筋状に線が入ってしまいます。

これもワイパーゴムの劣化の原因によりフロントガラスに均一に密着していないことが原因になります。

拭き取りの悪いワイパーは視界が悪くなり非常に危険

3 ワイパーゴムが変形している。

ワイパーゴムが切れたり、ワイパーゴムにヒビが入ったりしていると寿命がとっくに過ぎています。

この状態だとふき取りの性能がまったく発揮されていないので非常に危険です。

ワイパーゴムが切れていたらすぐに交換しよう。

ワイパーの交換時期はどれくらい?

メーカー推奨は1年ごとの交換が多いです。

1年ごとならワイパーの性能を最大限発揮させた状態で使用することができます。

ただし、実際には2年ごとの交換が一般的です。

2年というと車検と同じサイクルなので車検の時についでにワイパーを交換すれば、時間も手間も節約できるのでオススメです。

理想は1年毎ですが極端に劣化していなければ車検の時に交換でもOK

ワイパーゴムが劣化する理由

ワイパーゴムは様々な要因で劣化していきます。

  • 使用に伴う摩耗
  • 気温による硬化、軟化
  • 太陽光による紫外線の影響

雨の多い地域でワイパーを頻繁に動かすのであれば摩耗は早くなりますし、屋根のない駐車場なら太陽光の影響をダイレクトに受け劣化が早くなります。

ワイパーをあまり動かさなかったとしても劣化は少しずつ進行します。